鋸歯文 – きょしもん –
鋸歯文(きょしもん)は、直線文の最も原始的な文様で、鋸(のこぎり)の歯の様に三角形が並んだ様式的なデザインが特徴です。
弥生時代から古墳時代に盛んに描かれていて、土器、銅鐸、鏡、古墳の壁画などに見られるそうです。
そんな古くから親しまれてきた鋸歯文(きょしもん)をご紹介致します!
鋸歯(きょし)とは?
鋸歯(きょし)とは、「鋸(のこぎり)の歯。また、それに似た鋭い歯や形状」、「植物の葉の縁にできる鋸(のこぎり)状の切れ込み」を指します。
鋸歯文(きょしもん)について
鋸歯文(きょしもん)は、三角形を並べた単純な幾何学文様です。
漢字からも明白ですが、鋸の歯を連想させる事から鋸歯文(きょしもん)と名付けられたようです。
至極単純ですね。
鋸歯文(きょしもん)が使用されたデザイン
鋸歯文(きょしもん)が使用されたデザインを浮世絵でご紹介致します。
歌川国芳 「誠忠義士肖像 横川勘平定則」 (1852)
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歌川国芳 「誠忠義士肖像 神嵜与五郎則休」 (1852)
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歌川国芳 「誠忠義心伝 岡野銀衛門包秀」
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歌川国芳 「誠忠義心伝 間勢孫四郎正辰」
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歌川国芳 「誠忠義心伝 角野重平次次房」
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