【解説】瓜文(うりもん)とは?日本伝統文様にある瓜(うり)を徹底解剖!

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瓜文 – うりもん –

瓜(うり)とは、胡瓜(きゅうり)、西瓜(すいか)、冬瓜(とうがん)、南瓜(かぼちゃ)などのウリ科の果実の総称です。

実や葉っぱの蔓(つる)の形の面白さから絵に描かれ、文様化していったようです。

そんな瓜文(うりもん)をご紹介致します!

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瓜(うり)とは?

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「古事記」や「万葉集」にも記載があり、古くは真桑瓜(まくわうり)を瓜(うり)と言っていたそうです。因みに上の画像が真桑瓜(まくわうり)です。
真桑瓜(まくわうり)の別名は、味瓜(あじうり)、甘瓜(あまうり)、甘露(かろん)などと地方で呼び方が違っているようです。
日本へは2000年以上前に中国や朝鮮半島から伝来したとされます。
真桑瓜(まくわうり)は古くから日本で親しまれてきた食材の一つで、縄文時代の初期には既に食べられていたと言われています。ウリ科キュウリ属の一年生草本の果実で、なんと現在のメロンの変種とされています。
美濃国(現在の岐阜県南部)の真桑村(現在の本巣市)でよく作られていたため、その地名をとって真桑瓜(まくわうり)と呼ばれるようになったようです。
現在、岐阜県を筆頭に愛知県や滋賀県で伝統野菜として扱われているようですね。




瓜文(うりもん)について

瓜枝の丸-とらぞう家紋:瓜枝の丸(うりえだのまる)
参考:家紋のいろは

江戸時代には庶民の浴衣の中型染めにも取り入れられていたそうです。

瓜(うり)の季語は夏。
きっと、夏の風物詩として夏用着物、単衣や絽、紗、麻などのデザインとして起用していたのでしょうか^^




瓜文(うりもん)が使用されたデザイン

 

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※2022/1/23(日)更新※



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